いつもご訪問ありがとうございます
こころの病気になった人が
意外と知らないけど大事な事ってありまして
それは、もう初めから答えを言っちゃうと
精神科の夜間・休日の救急受診がある
ということです。
つまり
夜中や休日に死にたくなったり自殺しそうでも
病院にかかれて、助けてもらえるのです。
多くの人は、いのちの電話やチャットなど
相談できるサービスを知っていると思います。
こういう事業はとても大切です。
ただ、対応の良し悪しは
スタッフ次第というところもあります。
私も過去に自殺したくて、でも助けてほしくて
こういったサービスを使ったことがあります。
しかし冷たい言葉を返されただけで
終わったことも多いです。
ところが、精神科の夜間休日救急というものは
病院と連携していますので
緊急入院までこぎつけることも可能です。
なので
自殺しようと決めて実行する前に、すこし立ち止まって
電話をかけてほしいのです。
そして、しっかり症状を伝えてください。
「今、死にたい気持ちが強くて、自殺してしまいそうです。自分でコントロールできません。保護してください」
という感じで。
どこに電話をするかは
お住いの都道府県ごとに違います。
ちょっと古いですがこういうのもあります。
https://www.mhlw.go.jp/kokoro/support/pdf/ercenter.pdf
自殺願望の強い方は
「精神科 夜間 救急 (お住まいの都道府県名)」などでググって
夜間休日の精神科救急の電話番号を
スマホか何かに登録しておく
とスムーズです。
それでももし、電話する気になれずに
自殺を決行してしまいそうなら
救急車119か、警察110に、電話してみて下さい。
どちらも大切な命を守るお仕事をされている方たちです。
病院と連携を取ってくれる可能性があります。その時
自分の死にたい気持ちをコントロールできなくなって
自殺を決行してしまいそうで、保護してほしい
としっかり伝えてください。
私は、精神科看護を専門としてきて
希死念慮(死にたい気持ち)が強まっているときは
入院するのが適切な判断だと思っています。
死にたい気持ちは、薬や精神療法である程度抑えられます。
辛いとは思いますが
刹那の自殺願望で命を落とさないでください。