こころの安らぎ文庫

元精神科ナースらが立ち上げる電子書籍のレーベル。恵まれない犬猫の為に、売上の全額を犬猫愛護団体(保護実績250頭/年:三重)に寄付しています。

ASKAは本当に覚醒剤を使っていたのだろうか?

いつもお読みいただきありがとうございます♪

 

さて、私はCHAGEASKAのファンを長い事やっておりまして

最近YOUTUBEなんかで古い動画から新しいものまで見ています。

 

ASKAといえば、覚醒剤を使用していたことが明かされ

ファンや関係者の中に衝撃がはしった、そんなことを思い出します。

 

ただ、なんとなく腑に落ちないところもあるんですよね。

 

ASKA覚せい剤を使っていたのは、警察の捜査から

事実とされていることや、判決を受け更生施設に入ったことから

事実なんだろうなと思います。

 

ただ、精神科看護を専門にやってきた人間として

ASKAの古い動画から新しいものまで見ていると

 

「もしかして、覚醒剤使ってなかったのかも?」

 

と、ビデオを見ながら妄想してしまうことがあります。

そう思う根拠がいくつかあって、もちろん私の妄想かもしれませんが

 

まず第一に痩せてないんですよね。

1990年代にASKAはロンドンに行ってるんですよね。

そこでMDMAなどの薬物に触れたと言われています。

しかし、そこからずっと覚醒剤を使っていたとして

痩せないというのは、覚醒剤のとりこになってしまった人には

難しいことです。

 

私も机上の知識だけで物を言っているので、正しくないことも

言っているかもしれませんが、覚醒剤を使うと、異常なほどの

口の渇きと食欲低下で、食べ物を食べられなくなるそうです。

覚醒剤使用者にまんじゅうを食わせると死んでしまう、というような

話も聞いたことがあります。

 

第二に抑うつ症状がみられないということです。

コンサートでは素面でいる必要があると思います。

もしコンサートで使ったとしたら、意味不明なことを言ってしまったり

途中で効果が切れて、体が動かなくなると思うんですね。

だから、コンサートなどでは使用してない気もしますのです。

しかし、覚醒剤を常用しているのに、コンサートなどの人前に

出るときだけ素面でいたとしたら、大変なことになります。

覚醒剤は体から消えてしまうと、強烈な抑うつ状態を引き起こし

身体が動かなくなってしまうと言います。

覚醒剤を抜いて、あれだけエネルギッシュなパフォーマンスを見せるのは

何となく不思議だなぁと思います。

かといって、覚醒剤を使用してあれほど完成度の高い

コンサートが出来るものでしょうか、とも思います。

 

まあ、ASKA覚醒剤を使っていたことと

私が述べたことの両方が成り立つとしたら

導かれることは一つしかありません。

 

ASKA覚醒剤を使う達人だった

 

ということです。使いこなしていたのでしょう。

そんなことが出来る人は、まああまりいないと思います。

ASKAは何万人に1人いるかいないかというほど意志の強い人だと思います。

ゆるぎない自分というものを持っています。

そのことが、薬物に手を染めないということではなく

薬物を使いこなすことに役立っていたとしたら

皮肉なことですね。

 

最後に、覚醒剤を使って書かれた歌を忌避する人もいると思うのですが

ASKAは薬があろうがなかろうが作品をつくれたのだと思うのです。

覚醒剤を使えば誰でも名曲が書けるわけではないです。

ASKA以外にも名曲を作った歌手で覚せい剤を使っていた人もいるじゃないか

とそういわれるかもしれません。しかし私は逆かな、と思うのです。

名曲を作った人がたまたま覚醒剤を使っていたということです。

覚醒剤で名曲を書けるなら誰でも使ってみたいと思うでしょう。

しかし、私が覚醒剤を使っても、ヒット曲は生まれないでしょう。

せいぜいまんじゅうを食べられない人間になるだけです。

 

ですので、ASKAの作り上げてきたアートが不純なものだとは思いません。

私はASKAの歌詞が好きです。透明感のある言葉と暗喩を織り交ぜたASKAの歌詞は

物書きの私から見ると、とてつもない輝きを放っているように映るのです。

 

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