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さて、精神科病棟のウラということですが
ウラはありまくりです。
よく『精神科で勤めていると看護師も病んでこない？』
と聞かれるのですが、僕のしるかぎり
患者さんと接して病んだ看護師は居なかったですね。
もうこの時点で精神科病棟の闇の匂いがしませんか？
僕は精神科の一番症状が重い病棟にいました。
- 自殺未遂で運ばれてくる方
- うつで動けなくなった方
- 不安障害で生活が成り立たなくなった方
- 妄想が激化して暴れてしまった方
このような方の気持ちは、自分も心を病んだ経験があるので
痛いほどわかります。すると、どうしても熱い看護をしたくなるんですね。
一生懸命患者さんとかかわると、良くなってくれる方もいるんです。
良くなってくれると本当にうれしく、やりがいを感じていました。
ところが、僕の患者さんに対するケアを見た、
病棟のボス看護師と側近らが、攻撃してくるんですね。
誰も目に届かない、暗いところに呼び出され、取り囲まれこう言われるんです。
『うちは患者に積極的に関わって良くしてゆく病院じゃないんじゃ！』
『患者を良くしたかったらよその病院でやれ』
とおっしゃるのです。ここでわかったのです。
精神科は手術や医療的処置をすることが少ない分、内科や外科などより楽です。
患者さんに関わろうとしなければ、ですが。
ボス看護師らは
『楽したいから精神科に来た』
と平気でおっしゃるのです。
おまけに
『患者の気持ちなんて分からんし、分かりたくもない』
と、吐き捨てるように言われました。
僕はぶっ飛ばしてやろうかと思いました。
しかし、それではただの犯罪ですので
逆に、僕は殴られるのを待っていました。反論したりして。
暴力があったら被害届を出す
これが僕の作戦でした。
しかし僕は格闘技をしていたのを知ってか知らずでか
手を出してくることはありませんでした。作戦失敗。
と精神科のウラではいろいろ信じられないことが起こっています。
真剣に看護することが許されない病院でした。
もちろんすべての精神科がこうだというつもりはありません。
ただ、僕のいた病院はそんな感じでした。
病院選びはご慎重に！
