読者様、いつもお読みいただきありがとうございます♪
おかしなタイトルですみません。
今は精神科看護師として患者さんを癒す側にいますが
それまではかなり長い間、患者でした。
リストカットをし始めたのは10歳の時です。
小学5年生だったかな?とおもいます。
なぜそんなことしたの?
理由は簡単です。
『親に死ねと言われたからです』
だから、死なないといけないと思ってたんですね。
それから何年もリストカットやODなどを繰り返してきました。
それは全て自殺にいざなわれる感情から来たものです。
生きていて楽しいと思ったり
生きてるって幸せだな、って思ったことがなかったんです。
ところが、ある時主治医が変わって、K医師とよぶことにします。
Kとは神様のKです。私にとって神のような医師でした。
k医師は「あなたのうつ病は絶対僕が治す。こっちにも
プライドがある」と言ってくれました。
今までの先生は
ルールを厳守していました。何故かというと
沢山薬を出すと、儲け=診療報酬が半分になるからです。
ところがk医師は違いました。
ルール破りの処方をバシバシと出し
k先生のクリニックの儲けを度外視して
薬を調整してくれました。
すると、生れてはじめて
『生きていてもいいかな』
と思えたのです。
それに感動しました。
内服薬は多いし、副作用もたくさんあるけど
今まで私を殺そうとしてきたうつが
初めて黙ってくれたことがとても嬉しかったです。
これまでの先生はお酒やリストカットを辞めろと言いました。
しかし、うつが辛いからやめられませんでした。
一方k医師は何も言いませんでした。
ひたすら体調がどうかを聞き、雑談したり薬を調整してくれました。
その結果、お酒もリストカットも辞められました。
こういう医師はそうそうはいないと思います。
保険点数上の制約を守って処方するでしょう。
でも、多剤で良くなることがあるのも事実。
保険点数の縛りで苦しんでいる患者さんも多いはず。
何とか緩和してほしいと思います。