こころの安らぎ文庫(代表:Okacho)

元精神科ナースらが運営する電子書籍のレーベルのブログです

便秘とどう戦うか~カマってなんだ?~

おはようございます。

 

精神科のお薬って、結構便秘になりませんか?

私は結構便秘になるんです。

 

果たしてどう戦うべきか

  1. 酸化マグネシウム
  2. センノシド
  3. GE(グリセリン浣腸)
  4. ピコスルファートナトリウム
  5. レシカルボン座薬

いろいろ手はありますが、やっぱり基本は

酸化マグネシウムでしょうか。

 

酸化マグネシウムって実は

制酸剤でもあって、胃を保護する働きもあるんですね。

強い便秘の方は1日1.5~2.0㎎を分割して飲むことになると思いますが

 

腎臓の弱い人は高マグネシウム血症になる場合があります。

でもほとんど副作用はないのがこの薬のいいところ。

それでも出ないときはいろいろ対策もあります。

 

所で、看護師さんが『カマ』っていうのを聞いたことがありませんか?

酸化マグネシウムの事なのですが、ギョーカイ用語では『カマ』と言います。

便秘の標準的な流れ(入院したら)は大体

 

カマを飲んで

ダメならセンノシド

ダメならレシカルボン

ダメなら摘便(指でう〇子を掘り出す処置の事)

ダメならGE(グリセリン浣腸)

 

この摘便というのは、看護師さんにお☆りに指を入れてもらい

う☆こを掻き出すのですが

全部便を出そうと思うと

かなり難しい手技なんです。

 

大体度の病棟にも

ゴールドフィンガー

みたいな看護師が一人はいて

『私の指で出ない便はない』

と豪語する看護師もいます。

 

そんな汚い処置をするなんて辛くないのか?

と思う人もいると思いますが

意外にも看護師同士で技術争いになります。

詰まったう▢ちをごっそり出せた時は

なかなか爽快感があります。

 

朝から汚い話でごめんなさい。

PVアクセスランキング にほんブログ村