こころの安らぎ文庫

元精神科ナースらが立ち上げる電子書籍のレーベル。恵まれない犬猫の為に、売上の全額を犬猫愛護団体(保護実績250頭/年:三重)に寄付しています。

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

お題「子どもの頃に勘違いしていた、ちょっと恥ずかしいこと」

 

私は中学3年くらいから、おしゃれに気を配るようになりました。それはもちろん、女子からの見栄えを意識しての事です。

 

とはいえ、学校は制服なので、勝負できるところは髪形くらいしかありません。そこで髪形をびしっと決めようと思ったのです。当時(29年前)は、今の様にワックスより、泡状のムースで固めるのが流行っていました。

 

朝起きたら顔を洗い、歯を磨き、髪形をセットします。使用したムースは、家に置いてあったもので自分で買ったわけではありません。おいてあった親の物を勝手に拝借して頭にぬりぬりしていました。

 

ところが思う様に髪形が決まらないんですよね。何と言うか、うまく固まらず、髪をセットするパワーが弱いと思っていました。無臭ですのでちょっと香りが欲しいなとも思いました。

 

とはいえ、ムースをつけただけでもおしゃれだろうと思い、毎朝ムースを塗っていました。

 

ムースセットをして半年ほど経過したとき、うまくおしゃれできないのが気になりました。やっぱりこのムースはダメだ、良いものを買おう、と思いました。そこで念のため今使っているムースの名前や販売会社を見てみました。そこに書いてあったのは

 

「手洗い用 泡状消毒剤 〇〇製薬」

 

私は手の泡状消毒剤をムースと思い込んで、毎朝念入りに頭にぬりぬりしていたのです。それはおしゃれにならなくて当然です。自分のバカさ加減に驚いた瞬間でもありました。

 

今現在、髪は剥げていないところを見ると、毒性はなかったのだろう、と思います。

 

PVアクセスランキング にほんブログ村 にほんブログ村 メンタルヘルスブログへ
にほんブログ村